気持ちいい。

気持ちよく前向きに進む。

ちくわの原材料は何

竹、木、金属などの串に、すり身を巻き付け、あぶり焼きにするとできる、ちくわ。煮物やおでんのほか、サラダの具としてもお馴染みの食材だ。

では、このちくわ、いったいどんな魚から作られているのだろうか?ちくわやかまぼこといった練り物は、基本的にどんな魚からでも作ることができる。

白さを強調したいかまぼこの場合は、スケトウダラ、エソ類、グチ類といった白身魚を使うのが一般的。

また、高級なものには、ハモ、キス、ヒラメなどの高級魚が使われる。一方、ちくわは、外側に焼き色がつくため、スケトウダラ、エソ類、グチ類に加えて、地域によってはイワシやサバのような赤身魚も用いられる。

このほか、かつては、これらの練り物には地元沿岸で取れる魚が利用されていて、それが、練り物の地方色となっていた。

だが、1960年に冷凍すり身の技術が開発されてからは、残念なことに、こうした地方色は一気に薄れてしまった。

多くの練り物製品の主原料は、スケトウダラの冷凍すり身になってしまったからである。